Q1最初に参加したときのことを教えてください。
フリーランス1年目に「人脈が大事」と聞いて、札幌の交流会に半年で10回くらい行きました。結果、仕事はゼロ。エンジニアの技術の話は誰にも刺さらないし、名刺は溜まるのに何も起きない。「交流会は意味ない。エージェントでいい」と結論づけて、行くのをやめました。
Q2なぜ再開を? 何を変えたんですか?
エージェント経由の中抜きと単価の頭打ちに、結局また悩んだからです。再開にあたって変えたのは2つだけ。①技術の話をやめて「困りごとの話」を聞くことにした。②行く会を、経営者がいる会に絞った。「Javaができます」ではなく「請求書の処理、月何時間かかってますか?」と聞く。すると「実はそれで困ってて…」が必ず出てくる。最初の直請け案件は、交流会で会った運送会社の配車管理の相談からでした。エージェント経由の1.5倍の単価で、いまも保守契約が続いています。
Q3どんな交流会がオススメですか?
エンジニアならIT系の勉強会「ではなく」、経営者のいる会です。勉強会は仲間はできますが、発注者はいません。地方は特にそうで、札幌の中小企業の社長は「ITに困っているのに相談相手がいない」状態。そこにエンジニアが一人で座っているだけで、実は希少価値があるんです。
Q4メリット・デメリットを率直に。
メリットは、①中抜きなしの直請けで単価が上がる、②保守・改修と長い付き合いになる、③「ITの人」枠を取れれば競合が現れない、の3つ。 デメリットも言っておくと、①最初の設計を間違えると、僕の1年目のように本当に時間の無駄になります。②直請けは契約・請求も全部自分なので、その手間はエージェントより増えます。③内向的な人間には、正直しんどい日もあります(笑)。月2回まで、と決めているのが続けられている理由です。
Q5これから参加するエンジニアへアドバイスを。
「交流会が意味ない」んじゃなくて、「技術を売りに行く」のが意味がないんです。売るのは「困りごとの解決」で、技術の話は受注後でいい。あとは無理に社交的になろうとしないこと。僕は今も立食は苦手なので、着席型・少人数の会だけ選んでいます。自分が機能する形式を選べばいいんです。
Q6交流会参加代行、依頼したいと思いますか?
内向的な人間としては、正直かなり惹かれます(笑)。ただ、僕の場合は「困りごとを聞いた瞬間に解決案を返せる」のが強みなので、初回接点を任せるのは迷うところです。現実的に頼みたいのは東京の会ですね。札幌からだと年に1〜2回しか行けないので、関係が積み上がらない。東京の接点づくりと情報収集を任せて、商談はオンラインで自分がやる。この分業なら、地方エンジニアの働き方として理にかなっていると思います。
ほかの参加者インタビュー
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