Q1交流会に参加し始めたきっかけは?

独立して最初の半年、問い合わせがゼロだったんです。研修って、経営者が「そろそろうちも」と思ったときに、たまたま近くにいた人に頼むものなんですよね。広告で「研修買いませんか」と言っても誰も買わない。だったら「経営者の近く」に自分がいるしかない、と名古屋の経営者交流会に通い始めました。

Q2「仕事になった」エピソードは?

朝活の交流会で半年ほど顔を合わせていた製造業の社長から、ある朝「課長が3人続けて辞めた。話を聞いてくれないか」と相談されたのが最初の大型案件です。研修を売り込んだことは一度もなくて、毎回「最近、現場はどうですか」と聞いていただけ。研修業は「困った瞬間に思い出される位置」にいることがすべてで、交流会はその位置を取る仕組みだと思っています。その会社は3年目の今も年間契約が続いています。

Q3どんな交流会がオススメですか?

研修・コンサル系なら同じメンバーに繰り返し会える定例会が絶対にいいです。単発の名刺交換会だと「いい話でしたね」で終わってしまう。信頼で買われる商売は、月1回×半年の顔合わせが営業そのものになります。私は朝活の会を軸にしています。経営者は朝が強い方が多く、夜の会より話が深くなる印象です。

Q4メリット・デメリットを率直に。

メリットは、①受注単価が高いこと。紹介と信頼で決まるので、相見積もりになりません。②「現場の生の悩み」が研修コンテンツの材料になること。③登壇の機会をいただけること。交流会の勉強会パートで20分話すと、それが一番の営業になります。 デメリットは、①成果が出るまで半年〜1年かかること。②「先生」と呼ばれ始めると壁ができるので、教えないで聞き役に徹する自制心が要ること。③女性が少ない会だと最初は入りにくさも感じました。いまは女性経営者の会と併用しています。

Q5続けるコツ、失敗談は?

失敗は、独立当初「人材育成全般やります」と名乗っていたこと。広すぎて誰の記憶にも残りませんでした。「管理職の離職を減らす研修の人」に絞ってから、「うちの部長がさ…」という相談が来るようになった。肩書きではなく、解決する悩みで名乗る。これに尽きます。

Q6交流会参加代行、依頼したいと思いますか?

私の商売は「本人の信頼」で買われるものなので、定例会は自分で通い続けたいです。ただ、東京の研修会社やHR系イベントとの接点は欲しいのに、名古屋からは通いきれない。東京のHR系交流会に代わりに出てもらい、登壇機会や協業先の情報を持ち帰ってもらえるなら、それは頼む価値があると思います。「本人が行くべき場」と「情報が取れればいい場」を分けて考えれば、答えは出ますね。

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