Q1交流会に参加し始めたきっかけは?
元請けの発注単価が年々下がって、「このまま40年目を迎えていいのか」と。うちは技術には自信がありますが、営業マンはゼロ。ホームページも作りっぱなし。取引先を広げる方法が本当に何もなくて、商工会議所の合同交流会に出たのが始まりです。正直、最初は場違いだと思っていました。
Q2「仕事になった」エピソードは?
商談型の交流会で知り合った不動産管理会社の社長です。「原状回復工事の職人が足りない」と聞いて、「うち、できますよ」と。最初は小さな案件でしたが、対応が早いと気に入ってもらえて、いまは管理物件の内装をまとめて任されています。元請けを通さない直請けは、利益率がまるで違う。あとは同業の工務店と「横請け」の関係もできました。互いに人が足りないときに融通し合う関係で、これも交流会がなければあり得なかったです。
Q3どんな交流会がオススメですか?
建設業なら、断然商談型の会です。名刺交換だけの立食パーティーは、正直うちらの業種には向きません。「仕事を出し合う」前提の会なら、うちの技術の話がそのまま商談になります。あとは商工会議所の合同交流会のような地域の大規模な会を年1回。地元の不動産・小売・飲食の経営者と一度に会えるのは、発注元と出会う最短ルートです。
Q4メリット・デメリットを率直に。
メリットは、①直請け・横請けという下請け以外の売上の道ができたこと、②「職人の言い値」で見積もりの話ができること、③息子(後継ぎ)を連れて行くと、経営者の顔つきになってくること。 デメリットは、①現場が長引くと行けないこと。うちの業界は工期次第なので、毎月確実に、が難しい。②最初の数回はスーツの世界に気後れすること。ただこれは、作業着で行ったら逆に覚えてもらえました(笑)。
Q5続けるコツ、失敗談は?
失敗は、最初に「内装工事一式なんでもやります」と言っていたことです。それだと大手と同じ土俵で比べられる。「原状回復、最短3日」のように納期と得意分野で名乗るようにしてから、声がかかるようになりました。職人の世界の「当たり前」が、他業種には強みに見えるんです。
Q6交流会参加代行、依頼したいと思いますか?
うちの場合、話が技術の中身に入ることが多いので、完全に任せるのは難しいと思っていました。でも話を聞くと、代行は「入口」を作る仕事なんですね。誰がどんな工事を求めているかをレポートで持ち帰ってもらって、技術の話は自分が二の矢で会いに行く。現場で月の半分が潰れる建設業こそ、この分業は向いているかもしれません。繁忙期の数ヶ月だけ、というのが現実的な使い方だと思います。
ほかの参加者インタビュー
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