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ORGANIZER INTERVIEW 02 神奈川県

交流会は仲良くなることが目的でいい。ビジネスは後からついてくる。

NIC横浜(ネクストイノベーション経営者倶楽部 横浜)主催・中島寛和さん

取材・編集:コネクターギルド編集部

「ゆるくつながり、仲良くなる」ことから始まる交流会。

完全紹介制で安心できる環境を整え、交流そのものを楽しむNIC横浜。主催者の中島寛和さんに、会づくりで大切にしていることと、信頼関係から仕事が生まれる考え方を伺いました。

横浜の夜景を背景に会話を楽しむ経営者たちのイラスト
中島寛和さんのプロフィール写真

PROFILE

中島寛和(なかじま ひろかず)さん株式会社Nコーポレーション 代表取締役

城南信用金庫、東京海上日動あんしん生命の営業を経て、2020年7月に株式会社Nコーポレーションを設立。融資サポート・補助金申請サポートを行う金融コンサルタント。2024年2月、東京発祥の経営者交流会「NIC(ネクストイノベーション経営者倶楽部)」のフランチャイズとしてNIC横浜を立ち上げ、主催している。NIC横浜2も2026年10月の立ち上げを予定。

この記事の目次
  1. まずは仲良くなる。NIC横浜が大切にする交流
  2. 「楽しいから、また来たい」そんなつながりを大切に
  3. 信頼関係が深まると、仕事にもつながっていく
  4. 学びも、発見もある。だから交流会は面白い

まずは仲良くなる。NIC横浜が大切にする交流

私が主催するNIC横浜は、さまざまな業界の経営者や個人事業主が集まる交流会です。NICは「ネクストイノベーション経営者倶楽部」の略で、東京をはじめ大阪、名古屋、横浜へと広がっています。横浜では2024年2月にスタートし、現在の会員は約80名。交流会は月2回開催し、毎回30〜40名ほどが集まっています。

NICの特徴をひと言で表すなら、「ゆるくつながり、仲良くなる」こと。毎回必ず参加しなければならない、誰かを紹介しなければならない、といったルールはありません。まずは一緒にお酒を飲みながら話をして仲良くなる。その中で信頼関係が生まれ、自然と仕事にもつながっていけばいい。私自身、東京のNICに一会員として参加して、このコンセプトに共感したことが、NIC横浜を主催するきっかけになりました。

私は東京出身ですが、中学・高校時代を過ごしたのは横浜。NIC横浜で30年以上ぶりに中学の同級生と偶然再会するという、嬉しい出来事もありました。ご縁のある横浜で交流会を主催しているので、横浜に縁や愛着を持つ方々に集まってほしい。そんな想いで運営を続けています。

NIC横浜で参加者同士が交流している様子
参加者同士がリラックスして会話を楽しむNIC横浜の様子。

「楽しいから、また来たい」そんなつながりを大切に

「ゆるく」といっても、誰でも自由に参加できるわけではありません。NIC横浜は完全紹介制で、私やスタッフ、会員からの紹介を通じて参加していただいています。強引な営業や勧誘を目的とする方は会の雰囲気に合わないため、参加をご遠慮いただくこともあります。安心して交流できる環境づくりを大切にしています。

当日は18時30分から受付、19時にスタート。参加者の情報や「どんな人とつながりたいか」は事前にリストで共有していますが、基本的に自由にお話しいただきますので、交流会というより、気軽な飲み会に近い雰囲気なんです。20時頃からは、初参加の方に簡単に自己紹介していただきます。

初参加の方には、積極的にスタッフや会員からお声かけしたり、話しやすそうな方の近くに座っていただいたりするなど、まずは交流を楽しんでいただけるよう心がけています。また参加したいと思っていただければ、何度も顔を合わせる中で自然と仲良くなっていきますし、その延長線上で仕事にもつながっていけばいいなと思うのです。

交流そのものを楽しみに参加している方も多く、「仕事になると思って来ているわけではないけれど、NIC横浜は楽しいから参加している」という声もいただきます。

NIC横浜の会場で参加者と写真に写る中島寛和さん
何度も顔を合わせ、自然に仲良くなれる場づくりを大切にしています。

信頼関係が深まると、仕事にもつながっていく

私は、交流会への参加を仕事につなげることは簡単ではないと思っています。交流の場で最初から営業色を強く出してしまうと、相手との距離がかえって遠くなってしまうこともあります。

仕事につなげようとするなら、まずは信頼関係をつくることが大切ではないでしょうか。そのためには、自分の仕事のことばかりを考えるのではなく、相手のために何ができるかを考えることが大切だと思います。例えば、自分が直接仕事で貢献できなくても、協業できそうな人を紹介することはできますよね。

そうやって相手に貢献していくことで信頼関係が深まり、巡り巡って自分にも返ってくることがある。「仲間もみんな潤って、仕事もうまくいって、結果、自分もうまくいっている」。そんな状態が理想だと思っています。

NIC横浜でも、会員同士の出会いをきっかけに新たに会社を立ち上げたり、協業で事業が始まったりした例があります。最初から仕事ありきで集まったのではなく、仲良くなり、お互いを知っていく中で新しいビジネスが生まれる。そんなふうに関係が仕事へと広がっていくのも、NIC横浜の魅力です。

NIC横浜で参加者と交流する中島寛和さん
安心して交流を楽しめる、温かな雰囲気の会を目指しています。

学びも、発見もある。だから交流会は面白い

NIC横浜はオンラインではなく対面で開催しています。飲みながらいろいろな人と話していると、その人の考え方や、その業界ならではの話を聞けることがあります。

私は好奇心旺盛で、人と会って話をするのが好きです。金融機関に勤めていた頃も、さまざまな業種のお客さまのお話を伺うことに面白さを感じていました。ただ、金融機関とお客さまという立場では、本音で話すことがなかなか難しいこともあります。でも交流会では、同じ経営者として本音でいろいろなことを話せます。それが純粋に楽しいですね。

年齢も業種も違う人と話していると、「こういう考え方もあるんだ」「この業界ではこれが当たり前なんだ」と気づくことがたくさんあります。先輩経営者の経験から学ぶこともありますし、思いがけず自分のビジネスのヒントをもらうこともある。多様な人に出会い、話をすることは、とても大事だと思っています。

NIC横浜のメンバーから「NIC横浜が好き」「楽しいから参加している」と言っていただけるのは、主催者として嬉しいですね。仲間ができて、一緒に楽しく飲みながら、自分にはなかった考え方や新しい世界に触れられる。そこが、人と交流することの面白さだと思います。これからも、そんな交流が生まれる場としてNIC横浜を続けていきたいです。

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